JFAAボランティアに参加してくれたマナビバスクール経営者の植木代表とスクール一同が集めた物資(お米、水他)を気仙沼市に届けました。
気仙沼市は漁業の街でしたが、津波による被害のためほとんどの船がなくなってしまっています。
離島である気仙沼大島へは貨物用の船便が一日に1回と、人員を運ぶ便が1時間に1回、運行されていました。
届けた物資は、仕分けされて、一部が船で大島へと運ばれます。
役場には安否確認の掲示板が設けられており、「行方不明の娘と孫を探しています。」など書かれた張り紙から、様々な思いが伝わってきました。
「15,000人が避難生活をしているので、継続的に支援がいただけることが本当に助かります。」
「自主的なボランティア団体は各避難所の要望を聞いて、直接の支援が出来るのですごく心強いです。」
と受付の方が話してくれました。
避難所の数は宮城県内だけでも980箇所以上あります。
行政を通して送られる物資は避難所の規模や過不足物資の状況判断を経て送られる為、均等には渡りますがやや時間がかかってしまうのが現状です。
現地で滞在してボランティア活動を行っている方々と協力して被災者のケアを行い、年配の方から「あまり周りが見えなかったのが、見えるようになった。ホッとしました。すごく有難いです。」と言う声もいただきました。
しかしながら、
「食事は配給していただけるので、とても助かっています。けれども、洗濯が出来ないので、衛生的な不安があります。」
「野菜や果物など新鮮な食べ物が全面的に不足しているので、少しでも大変うれしいです。」
「補聴器が流されてしまったので、不便です。」
「足が悪いから、外に出られない。けれども、仕事がしたい。」
など、栄養や衛生面、今後の生活への不安も多く聞こえてきました。
大きな避難所には、自衛隊の炊飯施設が設けられ、運動不足や何もしないことから来る不安の解消のために、ラジオ体操が流れていました。
小規模の避難所では廃材を使って、お釜で炊飯をしたり、簡易的なお風呂を作るなど、電気やガスがない不便さを感じながらも生活環境をよくしていく力強さを感じました。
子どもたちは、避難所生活でもとても元気です。
「子どもたちのためにがんばります。子どもは元気でいることが仕事です。」と現地の方々は笑顔で話してくれました。
道路を埋め尽くしていた瓦礫やヘドロは路肩にどけれて車が通れるようになりつつあります。
町並みが残っている地域では排水溝に詰まった泥をどけている人々が多く見られました。
少しずつではありますが、電気や水道が使えるようになった地域も広がりをみせています。
しかし、まだまだ十分とは言えません。
今後も、ライフラインの復興と衛生・健康面の向上が優先になってきます。
ライフラインの復旧などは、企業の手に託されているかもしれませんが、個人的にできることは沢山あります。
また、自主的なボランティアグループができることも多くあるように思えます。
現地の人々と触れ合うほど、「哀れむのではなく、元気を与える支援」が求められている様に感じました。
「来てくれるだけで、うんと元気が出るますよ。ありがとう。」と目を細めて笑ってくれたおばあちゃんに胸を強く打たれました。
気仙沼市役所 教育委員会総合体育館ケー・ウエーブ
宮城県気仙沼市赤岩牧沢44−180
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