21日、JFAAボランティアは、4トンの毛布と衣類、200キロの食料を岩手県上閉伊郡大槌町へ輸送しました。
被災地では23日から再び冬のような寒さとなる見込みで、暖房や物資が不足する避難所も多い中、被災者は依然厳しい状況に置かれています。
着の身着のままで避難した被災者も多く、大地震から12日たった今でも、着替えも満足な布団もなく、凍える日々を過ごしています。
避難所では食料、毛布の配給がようやく始まっていましたが、かろうじて家が無事だった自宅避難者と、自宅避難者を頼ってきた縁者にはいまだ衣類、食料の支援がない状況です。
岩手県大槌町大ヶ口地区は、東北関東大震災で町の8割が消失した大槌町で、津波被害が比較的少なかった地区であり、避難所以外にも一般家庭が町民を受け入れていました。
「皆さん、ほんとうにありがとうございます」と、地元の方々はJFAAボランティアを涙ぐんで慰労しました。
「ありがとう、たすかった。震災からずっと着たきりだった」「津波に溺れようやく助かったが、着るものもなかった」と何度も感謝し、
お礼だから食べなさいと、自分の少ない手持ち食料をJFAAボランティアへ渡そうとするお年寄りもいました。
大ヶ口に住む退役された元自衛官は「自分たちは家も服もあるだけましだ。この物資は本当に必要としている人たちへ行き渡らなければならない」と言い、
平等な分配を規すため、4トンの毛布と衣類は大槌町と自衛隊に委ね、大槌町吉里吉里地区体育館へ搬入しました。
200キロの乾麺蕎麦は全て大槌町大ヶ口多目的集会所へ搬入しました。
自宅が無事ながら炊き出しのボランティアをしている古賀さんは「本当にありがとう。暖かいものを食べればきっとみんな元気が出る」と笑って話しました。
大槌大ヶ口地区をはじめ、多くの被災地では人が協力しあって生きていますが、21日現在食料も支援も足りないのが現状です。
「震災から2日間は大根一本で食いつないだ。救援の車が来ただけで涙が出た」
「電気も水道もない。せっかく助けに来てもらったのに、食事も風呂も準備できないなんて本当に申し訳ない」
「無事だった親戚の家へ移りたいが、避難所を出れば食料も物資ももらえなくなる。そこまで迷惑をかけるわけにはいかない」
義援金、食糧支援だけでなく多くの支援が必要とされています。大災害の被災地ではメンタル面も非常に不安定になっています。
「大震災発生から数日は数十分おきに余震があった。大きな余震のたび恐ろしくて家から飛び出し山へ逃げた」
「テレビも新聞もなければラジオの電池もない。人づての情報しかなく、日本が沈没する噂まで蔓延した」
「家族が流された。家の土台は見つけたが全て流されてしまっていた。形見ひとつ拾うことさえ出来ない」
JFAAボランティアは掲載企業他、皆様の善意と支援で成り立っています。ご支援ご協力、ご参加をよろしくお願いいたします。
3月22日現在、JFAAボランティアが現地にて確認したところ、東北自動車道から岩手県大槌町、釜石市へは、土坂峠、旧仙人峠、新仙人峠が通行可能です。
大槌町大ヶ口地区では一部水道が復旧しており、近日中に電気も復旧する予定です。LPGの地域のため自宅避難者のガス燃料切れが多くなっています。
釜石の被害の少ない地域で電気、水道が復旧しています。
3月24日現在、岩手県大槌町より水道、電気が一部復旧したとの続報がありました。
大槌町では固定電話はいまだ復旧していません。電波状況が不安定ながらAU携帯電話が使用可能です。また大槌高校周辺のみdocomo携帯電話が使用可能です。
釜石では一部地域でdocomo携帯電話が使用可能です。
JFAAボランティアでは、ボランティアスタッフと救援物資および義捐金の募集を行っております。
義捐金、救援物資提供のご連絡は以下の電話番号、またはお問い合わせフォームよりお問い合せください。
☎ 03-6304-1771 株式会社スーパーソフニーグループJFAA事業部 営業時間:平日10:00 ~ 22:00 担当:佐山
JFAAボランティアへの参加は、次回救援拠点の決定次第、随時募集いたします。
詳しくはJFAAお問い合わせフォームよりお問い合せください。